CBDを使っている人も試してみたい人も、疲労回復や睡眠に関心があるのではないでしょうか。睡眠といえば、タレントの武井壮が1日45分しか眠らないという噂が話題になっていますね。
今回の記事では、噂の真相や武井壮から学ぶ究極の睡眠法、睡眠とCBDの密接な関係について解説します。効果的な睡眠方法を身につけて毎日を健康的に過ごしていきましょう!
武井壮の睡眠時間は1日45分って本当?
ここでは、武井壮の本当の睡眠時間について説明します。
武井壮ってどんな人?
武井 壮(たけい そう)は、陸上競技出身のアスリートタレントです。大学時代に陸上競技を始め、わずか2年半で陸上の十種競技で日本一になったという逸話があります。
その後も野球、ゴルフ、競輪などさまざまなスポーツに挑戦、「百獣の王を目指す男」としてタレント活動を行うなど、破天荒な生き方が注目を集めている人物です。
そんな武井さんの睡眠時間が1日45分だという噂があるのご存知ですか?
武井壮の睡眠時間は1日45分は誤解
一般的に1日45分と言われているのは、テレビ番組で発言した一部が誇張されて広まった結果だそうです。ただ、本人いわく、45分程度眠れば一般人が7時間睡眠をとったときと同程度の疲労回復効果が得られるとか。
そして噂の真相は誤解で、正しくは武井さんの睡眠は短い睡眠を何度も取るスタイルとのこと。ただ、彼の睡眠時間の合計が他の人の睡眠時間よりも短いのは事実なようです。
短い睡眠時間は徹底的な分析のたまもの
武井壮がこの睡眠法に行き着いたのは、数年間におよぶ徹底的な自己分析の結果です。小学生の頃から疲労回復する方法を実験、分析していたという彼は、「起きている時間が短いほど疲労は減る」という結論に至りました。
特に武井さんが陸上競技に取り組んでいた時期に「3時間×2回+2時間」、「2時間睡眠×4回」など、さまざまなパターンで睡眠データを計測し続けた結果、「起きる時間を短く、寝る時間も短く」が自分にとってベストだと判断したそうです。
驚異的なノンレム睡眠
武井さんの「起きる時間を短く、寝る時間も短く」スタイルが実際にすごいパフォーマンスを出していることがわかるエピソードがあります。あるテレビ番組の企画で、武井壮の24時間の脳波を測定した結果、驚くべき数値が記録されました。
その結果は、一般人が30分ほどかけて到達できる深い眠りに、武井さんはわずか15分ほどで到達し、45分の睡眠のうち23分はノンレム睡眠を続けていたというもの。一般人の平均的なノンレム睡眠時間は7時間のうち、80分と言われています。疲労回復に重要なノンレム睡眠を武井さんは効率よくとれていることがわかります。
究極の睡眠を見つける方法
続いて、今日から取り入れられる武井さんの睡眠のアドバイスや、武井さんが彼にとっての究極の睡眠法にいたった方法を解説します。
自分の睡眠についてデータをとり、分析する
その方法はシンプルで、すっきり眠れたとき、逆に、上手く眠れなかった・寝起きが最悪だったときのパターンを記録していくことです。例えばどんな服を着ていたか(素材や形)、布団や枕の素材、部屋や部屋の外の気温や湿度、睡眠前の行動、食事など、ひとつでも多くのデータを記録する。
武井さんは陸上選手の時代、遠征先のホテルでも枕の材質をチェックして、わからなければ受付に聞いたりしたそうです。このようなデータ採取を6年間。ここまでやるのはハードルが高いですが、食事や寝る前の気温などから記録を取り始めるといいのではないでしょうか。
データが集まってきたら、それを分析します。といっても高度な分析というよりは、記録を続けていくうちに傾向が見えてくるというものだと思います。少しずつ、自分なりの効果的な睡眠方法が分かってくると思いますが、できるだけ毎日続けましょう。根気強く続ければ、いつかは武井さんのようなエネルギーを手に入れられるかもしれませんね。
一般人へのおすすめは6〜7時間睡眠
武井さんは自分の睡眠パターンを他人に勧めているわけではありません。一般的な生活リズムの人には、日中に17時間程度連続で起きて活動し続ける必要があり、そのためには夜間に6〜7時間ほどの睡眠が適しているのではないかと言っています。
短時間の睡眠を数回取るという睡眠は、芸能で自分の時間を多少自由にコントロールできる彼に最適化した時間配分であり、考えなしにマネするのはおすすめできません。
偶然に頼らず意図的に眠る
ノンレム睡眠時間を伸ばすには、偶然に頼るのではなく、意図的に深い眠りを創り出す必要があります。そのためには、日々の睡眠データを記録し、自分なりの"必勝"睡眠法を見つけることが肝心です。
リラックスできる温度や湿度、時間帯、服装、アロマなど、よく眠れたときのパターンを再現することで、より効率的な睡眠を手に入れましょう。
武井さんの睡眠方法を具体的に紹介
参考までに、武井さんが実践している睡眠環境を紹介します。気温は23度、湿度はやや乾燥気味の50〜65%がベストだそうです。湿度が70%近くだと、起きたときに頭が重い感じになってしまうとか。服装はコットン製のものを着用し、そばがらの細身の枕がお気に入りだそうです。
ここまで読んでくれた方は既に理解されていると思いますが、このまま真似することを本人は薦めていません。結局は自分に合った睡眠の方法を見つけるには、データをとって試行錯誤が必要で、その結果は人それぞれ異なるからです。ただ、まだ何も探れていない人が参考としてみるのはアリかもしれませんね。
睡眠以外でも疲労回復できる?その方法は?
睡眠が疲労することもある
武井さんいわく、睡眠の環境が整っていないと、逆に疲労を蓄積してしまうこともあるそうです。たしかに、お酒を飲みすぎた日やシャワーを浴びられなかった日は翌日は気持ちよく起きられないことがほとんどですよね。
眠るだけで疲労が回復するという認識をあらためて、積極的にリラックスできる環境を作っていく必要がありそうです。
睡眠せずに疲労回復する方法
睡眠だけでなく、運動や食事からも疲労を回復するできると武井さんは語っています。ヨガやストレッチなどの軽い運動は日々の仕事でバランスが偏った体を整えてくれるでしょうし、栄養バランスを意識した食事は肉体だけでなく精神的な疲労も回復してくれるでしょう。
すべての行動が疲労回復につながるという意識を常に持ち、どんな行動を取れば体が休息を感じるのか、いろいろなパターンを試してみてください。
疲労回復にCBDを活用しよう
CBDがもたらすリラクゼーション効果は、睡眠時以外の疲労回復にも密接に関係してくるでしょう。多くの研究結果により、CBDには、人間の身体に備わるECS(エンドカンナビノイドシステム)に作用し、ホメオスタシス(健康維持機能)を持続させる効果が期待されています。
ストレス、痛み、不安など、体内でトラブルが起こったときに、ECSは心身の健康バランスを最適な状態に戻そうと全身に司令を出します。CBDを摂取することで得られるリラックスした気分は、科学的にも心身の疲労回復に効果的だと考えることができますね。
百獣の王・武井壮を参考にして自分なりの睡眠方法を見つけよう!
武井さんの驚異的なバイタリティは、長年の自己分析によって計算されたものです。効率よく深い睡眠をとるポイントは、自分にとって最適な睡眠法を見つけだすこと。
「ベッドに入ってすぐに眠りにつき、朝もすっきり目覚められた」
こんな日の朝には、気温や湿度、服装や昨日の食事など、できるだけ多くの要素を記録しておきましょう。同じ状況を再現し、実験と分析をくりかえすことで理想的な睡眠に近づけていくことができるでしょう。