ヘンプ(Hemp)とは何か?マリファナとの違いや活用事例についてご紹介

ヘンプ(Hemp)とは何か?マリファナとの違いや活用事例についてご紹介

ヘンプ(hemp)とは?

目次

  1. ヘンプとは?
  2. 大麻の呼称
  3. ヘンプの活用事例

ヘンプとは?

ヘンプはマリファナと同じカンナビスサティバ種のアサ科の植物であり大麻の呼称の一つです。マリファナとの違いは、精神活性作用のあるTHCの含有量が0.3%以下であり含有量が少ない点です。ヘンプは産業用大麻と言われ、食品だけでなく、医療用、繊維製品や建材、プラスチック素材など幅広い用途で利用されています。国内で流通するCBD製品は基本的にヘンプから抽出されたCBDが利用されています。



大麻の呼称

大麻には含有成分や生産地等によって様々な呼称があります。以下に一部ご紹介いたします。


呼称

説明

カンナビス(Cannnabis)、アサ、大麻草

正式名称

ヘンプ

THCの含有量が0.3%以下と少ない品種。繊維製品などにも使われる。

マリファナ

最も広く使われている呼称。乾燥した葉・花穂を乾燥させたものを指す場合が多い。

ハシシ

樹脂を乾燥させて固形化したもの。アラビア語で草を意味する言葉に由来する。THCの濃度が高いことで知られている。モロッコが最大の生産地。

420, WEED, BUDなど

俗語



ヘンプの活用事例

ヘンプシード(麻の実)とヘンプオイル

ヘンプシード(麻の実)はヘンプになる実のことで、ヘンプオイル(ヘンプシードオイルとも呼ばれる)はヘンプシードから抽出できる植物性の油です。栄養価が高く様々な効能があるためスーパーフードと呼ばれています。栄養素としては鉄や亜鉛、マグネシウムなどのミネラルや必須脂肪酸のオメガ3、オメガ6、アレルギー性の低い良質なタンパク質(アミノ酸)などを含んでいます。

 

繊維製品

ヘンプは衣服など様々な繊維製品に活用されています。ヘンプには以下のような特徴があります。

  • ラミーやリネンよりシャリ感があり、肌触りが涼しい。
  • 繊維構造が中空のため、吸湿、吸汗性がある。
  • 引張り強度で綿の8倍、耐久性で4倍の強度を持つ。
  • 通気性に優れている。

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